スヌーピーのみどころ スヌーピーのみどころ

スヌーピーとその仲間たちが日常生活を謳歌する舞台、マンガ「ピーナッツ」は、当初、4コママンガとして新聞紙上にスタートしましたので、カラーではなく白黒でした。

それが、連載が長くなるに従い、愛らしいビーグル犬のスヌーピーが、人間らしく知的なキャラクターとなって、主人公で飼い主のチャーリー・ブラウンより、注目されるほどになったのです。

それに伴い、スヌーピーには、コスプレの趣味が目立つようになりました。
変装した数は140以上といい、のマンガ「ピーナッツ」の見どころの1つとなっています。
それら仮装シーンはたいてい、「The world famous…」のフレーズから端を発し、和訳すると、『あの世界的に有名な…』といった感じになりそっくりさんとして真似ている犬の妄想が展開されます。
大学生、売れない小説家、第一次世界大戦の操縦士、ボーイスカウトなどなど、正常な社会のレールにのれない人間の定番ばかり!
とはいえ、犬小屋の屋根の上で想像するのが好きなスヌーピーが頻繁に出てくる「ピーナッツ」に、夢想的な広がりを与えてきたのでした。

また、スヌーピーのなぞの犬小屋も、見どころの1つに数えられるでしょう。
白地の壁に赤い屋根というシンプルで普通の大きさのただの犬小屋のような外見とは、まるで内部が違うのをご存じでしょうか。

スヌーピーやチャーリー・ブラウンの話から想定される、犬小屋の内部の様子としては、まず地下室への階段があること、何室にも区切られていてかなり広大であることがわかります。
しかも、地下室の玄関口にはカーペットが敷かれ、中には観葉植物、テレビ、エアコンだけでなく、ビリヤード台も備えつけられていて、娯楽施設のごとき充実を見せているというのですから驚きです。
そんな地下室の一室の図書館には、なんとゴッホの絵が飾られたり、無残にも焼失後はワイエスの絵が飾られたり、と至れり尽くせりのもてなしをうける飼い犬なのです。

スヌーピーの犬小屋は、斜めから見たり、横から見たりしたアングルからしか中々描かれないので、見どころの犬小屋内部については、レアで貴重なのです。

ちなみに、犬小屋を作ってくれたのも、度々掃除をしてくれるのも、「丸頭の男の子」で飼い主のチャーリーですが。

それから、忘れてはならないのが、アートセンス溢れる1コマ1コマの構図と、カラー版になったあとの配色の妙です。安心毛布などのやさしい中間色、はっきりした紅白の犬小屋や白黒のスヌーピーたちビーグル犬のからだなどとが好対照になっています。

これらが色んな国の人たちに、4コマでも一目で人物間のシンプルな動きが見てとれるほどの表現力を持ち、シュールな人生観に基いた、ほんのりした諧謔を生んでいますので、実に見応えがあるといえるでしょう。

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