スヌーピーの人気の理由と歴史について スヌーピーの人気の理由と歴史について

1950年にスヌーピーは、作者のチャールズ・モンロー・シュルツの兵役の記憶から世間に生まれでました。
第二次世界大戦の略語であるWW2の名を持つ猫に苦手な思いを抱き、そしてそのままに行動するスヌーピーなど、キャラクターたちの個性ないしクセには、そんな元軍人としての心の痛みと何らかの関連を持っています。ある意味で、世相を反映しているのです。

心の痛みをほとんど表情にだせない、可愛らしい犬の外見のスヌーピーが、今なお世界中で愛されるキャラクターである理由には、枚挙にいとまがありません。

白と黒だけで、鼻の長いのんびりとしたビーグル犬の外見は、誰の目にもシンプルでかつ愛らしく感じられ、親しまれています。

また、作品世界の「ピーナッツ」には、ほとんど大人が出てきません。
チャーリーとその友達や弟妹、そして犬がメインキャラクターなのです。
もちろん暴力が一切なく、世界中の誰もが安心してストーリーだけを楽しむことができるのも、長所です。

作者のチャールズ・モンロー・シュルツは絵の才能があったばかりか、芸術の学校に通ったりそんな母校の講師をしたり、絵の才能を活かした仕事をしてきて、ついに念願の漫画家になった人物です。
そんな技術を活かし、日常生活への細やかな観察眼から生まれた、アーティステックな感覚に満ちたナイーヴな子供たちの活写が、夢想に満ちた要素で人を惹きつけつつ、展開します。

絵だけでどれだけ表現できるかということへのこだわりも強いので、キャラクターの可愛らしさとともに、見た目だけで版画のように楽しめる構図や豊かな表現力も人気の秘訣です。

「ピーナッツ」人気が高まり続け、1967年には、タイム誌の表紙をスヌーピーたちが飾りました。

1968年、スヌーピーは、アメリカ航空宇宙局の有人飛行計画のマスコットに抜擢されます。
1969年にはぬいぐるみのスヌーピーがアポロ10号に搭乗、月へと旅立ちました。
ちなみに、この際の指令船は、「チャーリー・ブラウン」という名称でした。

これは、スヌーピーたちの人気を確実なものにしました。

メットライフだけでなく、フォードやコダックなど、幾社もの大手企業からマスコットキャラクターとしてのオファーが殺到します。
いまでは、ソニーのマスコットキャラクターともなっています。

テレビ放映されるようになると、エミー賞、ピーボディ賞などを総なめにします。
1984年、「ピーナッツ」掲載紙が2000誌に達したため、ギネス記録をうち立てました。

作者のチャールズ・モンロー・シュルツ自身は、アメリカ合衆国の漫画家を対象にした、最高に栄誉あるリューベン賞受賞に至りました。

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